は じ ま り [由 来]
「ひなまつり」は、女の子の心と身体が健やかに、美しく育つようにと願って行われてきた日本の伝統行事です。「上巳(じょうし)」の節句に、人形に厄を負わせて川や海に流すと、一年間無 病息災でいられると平安時代に起こったのが行事の始まりです。

そのころ女の子たちの間では”ひいな遊び”という人形を使った遊びがありました。さらに、ワラや紙で飾った人形(ひとかた)に 厄や災いを移し、川や海へ流す”流し雛”このふたつが結びついて 「ひな祭り」となりました。 最初は「厄祓い」として行われていましたが、ひな人形が形を整えてくるにつれ、「お守り」として飾られるようになります。


ひ な 祭 り
 平安時代  3月の上の巳の日
 
「ひとがた」にけがれを移して、身代り「かたしろ」として流した行事
「ひいな」お人形ごっこや、おままごとと混ざり、室内で飾る行事へ
  ※「源氏物語」須磨の巻で、光源氏が「かたしろ」を
  舟に乗せて流したエピソードがあります。

 
●その他の情報もご覧になれます・・・
[はじまり][おひなさまのお話Q&A][保存について]